2018年2月13日火曜日

MMWIN5周年シンポジウム+祝賀会_20180212

大雪の影響が残る中、MMWIN5周年シンポジウム+祝賀会が江陽グランドホテルで開かれました。大分ガラガラになるのではと懸念しましたが、皆様にお越しいただき、盛況に行われました。
内容は、嘉数理事長のご挨拶に始まり、私が運用から5年の歩みをまとめ、東北大眼科中澤教授が眼科システムの展望、JCHO仙台田熊院長が透析システムの現状、松永女性クリニックの松永先生がセンダードネットを、秋田大学脳外科清水教授がスマイルネットを、それぞれ説明して頂きました。
その後、AMED研究として、専門医にかかってない方にMMWINを介して情報のやりとりを開業医さんー大学間で行い、専門医の介入により診療がどう変わるかという臨床試験を行っていたのですが、実際に診療に携わっていただいた矢本内科佐藤院長、かわらだ内科川原田院長、いしづか内科クリニック石塚院長に壇上にパネリストとして上がっていただき遠隔診療に関するディスカッションを行いました。
最後に、国際医療福祉大武藤正樹教授に2025年へのカウントダウンー共同改定とICT-と題して講演して頂きました。短い時間のなかに、盛りだくさんのシンポジウムだったと思います。



その後の祝賀会では、県、厚労省、総務省、大際市民病院並木院長、仙台オープン病院土屋院長、栗原中央病院平本院長からご祝辞を頂き、祝賀会にも多くの方々のご参加を頂きました。
まだまだ課題の多いMMWINですが、大分改善したとは言えると思います。
私が建て直しに加わった3年前は同意患者4000人でしたが、現在は6万人です。バックアップデータ患者数も780万で総件数は約3億。今年は260もの新規参入施設があり、全部で826となりました。シンポジウムでもお話したのですが、ありがたいことにユーザー発案のサービス導入もいくつか出てきております。私としては、MMWINはサステナビリティを確保したプラットフォームを提供し、ユーザーが自由に使っていただくということを目指しています。地域医療連携システムは「目的」ではなく、診療のための「手段」です。日常のシーンに必須となるべく、今後も努力したいと思います。そこが今回提案させていただいた「セカンドステージ」です。これからの5年で、実現させていきます。
ご来場の方々、タイトなスケジュールの中手伝ってくれたスタッフの皆さん、本当に皆さんありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿